2012年8月3日金曜日

プラチナバンド

ちょっと旬な話題にでも乗っかってみようと思う。

で、プラチナバンド。悲願の900MHz帯を獲得したソフトバンクが盛んに宣伝をしております。このページ、プラチナバンドの特長とおんなじ絵柄の広告もありました。でも、ねぇ。書いてある内容は嘘ではないんですけど、素直に読めなんだな、これが。

まあ、細かく突っ込んでも仕方ないのでやめておきますが、これだけは。

回り込みでプラチナ、とか、到達距離でプラチナ、とかいうなら、もっと低い周波数の方がずっと効率がいいはず。じゃあ、何で900MHzっていう、最初の取っ掛かりがまったく説明されていません。確かに、携帯電話は最初から700~900MHzあたりでした、っていうのはその通りですが、なんでそのあたりの周波数が最初に割り当てられたかわからんじゃないか。
いや、そのあたりが空いてたからっていうそのものズバリの理由もあるわけですが。。。

一応、こういう考察もしておきましょう。

携帯機器とはいえ無線機なわけで、必然的にアンテナが必要。ということは、波長でだいたいの長さが決まるので、結果、アンテナをつける機器の物理的な大きさも決まってくるわけです。
で、波長。600MHzで50cmくらい。900MHzなら30cm強。アンテナとして使うには、1/4波長でいいので、7.5~12.5cmということになります。ヘリカル構造にして全体を短縮したり、延長コイルを挿入して電気的な長さを伸ばすような技もありますが、基本的な大きさはこのアンテナの長さが基本になるということ。電話として使うなら確かにこれくらいですね。で、このあたりのUHF帯の電波は・・・と、最初のプラチナバンドの性質に戻るんですが、もう疲れたからどうでもいいや。

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