ライフハッカーのこの記事、世界最速! 靴ひもが一瞬で結べる「イアン結び」を見てみるが初出くらいかと思います。が、動画が消えてるじゃないか。もう4年も前の記事だから仕方ないですか。じゃあ、そのあとの記事、こちらで動画をどうぞ。世界最速の靴ひも結び「イアン結び」をゆっくり解説したデモ動画、うんこれだ、、、わからんじゃん。わからんし、覚えられんし。
まあ、いろんな解説サイトと動画がそこここに転がっているので、自分にあった指の使い方をいろんな動画を見て探すといいと思います。ま、ここは自助努力ってことで、ひとつ、よろしく。
それはそうと、蝶結びとの関係を、、、
あれ?
というか、はじめの方のWebページに、もとのイアンさんのWebページが紹介されているじゃないか。一番下まで読み進み、出来上がりのところを見ると、、、ふつうの結び方と一緒の仕上がりになるで~(意訳・・・超訳?)と書いてあるじゃんか。蝶結びの方はwikiとかでいいか。
でさ、ここからが本題。
靴紐を蝶結びで結んでいるひとは、おそらく何万人といると思うわけです。で、多分、そのうちのかなりの割合の人が、ほどける結び目に悩まされているので、こういうイアン結びのようなものが紹介されるのでしょう。
ということは・・・?
トポロジカルには同じ結び目でも締めこむときに紐の収まり具合が違ってしまっている、ということなんだと理解しました。
これ、イアンさんのページの出来上がりの結び目ですが、
実際にはこうなってしまうわけです。完全に対称な結び目のはずですが、よく見てみると、右側に出た上の図の黄色のループの部分、写真では上側が手前に来ていますが、左側の青のループはというと、こっちも上側が手前に来ています。ということは、この出来上がりを真上から見ると、きっと結び目が手前に寄って潰れたイメージになっているのではないでしょうか。
写真手前のたての紐、上の図の青色の紐ですが、この紐の下に隙間ができています。これ、結び目が緩む原因ですよね。結び目が小さくなるように、強く締める、のもひとつの解決法ですが、この場合は、右側黄色ループ下側の紐(左側手前で端っこになる紐)を上の結び目の手前になるように整えて締めるとよりコンパクトな結び目になり、緩まなくなると思われます。
で、結んでみました。(手癖の関係で、最初の結びが逆なので、上とは全体が鏡像関係になっています)
はい、これ結んだのはイアン結びの持ち方で結んでます。伝統的な蝶結びの結び方だと、ループを持つときの紐の重ね方とか、ねじり方とか結構気を使わないときれいに収まらないんです。・・・このきれいに収まらない=結び目がコンパクトにならず隙間が空く、という状態が、緩む、ということにつながっているわけです。
昔の人は、困らなかったのかな、と思いましたが、よく考えたら昔は「つぶれる」紐しかなかったんじゃないでしょうか。風呂敷の端とか、丸紐で結ぶのは飾り結びくらいであとは綿の平紐とかそういうのだから、強く結べば結び目は小さくまとまり、隙間なんてできなかった、と想像できます。
なるほど、靴紐とかかたい丸い紐が使えるようになった近代で、緩むことがわりと話題になって来たと。そういうことでしょうか。
うん、そういうことだと納得して、今日は終わり。
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