笑っている人は誰ですか?(笑)
プレミアムフライデーですよ。・・・プレミアムフライデー、2017年2月から始まったそうです。初回は、2017年2月24日でした。まあ、さすがに初回は何それ状態だったかなあと思います。しかし、二回目にして早くも世間はプレミアムフライデー無視の流れに乗ってしまいます。二回目は、2017年3月31日。。。おー、年度末の最終の締め日ですね。こりゃだめです。余程の用事でもなければ、締め日優先ですね。普通の会社なら、みなそうです。
そうしてみんな気が付きました。プレミアムフライデーなんて、商習慣を知らない阿呆が決めた愚策じゃね?
感覚的には、その月の最終日が、金曜日、土曜日、日曜日の場合にプレミアムフライデーと月の締め日が一緒になってしまいます。(週休二日の普通の会社なら・・・)
曜日は、全部で7種類ですから、ざっくり3/7≒43%くらいの確率で、プレミアムフライデーをやってる場合じゃない、ってなりそうなんですが。どうでしょうか。
正確に、数えてみましょう。
プレミアムフライデーが始まった2017年2月。うるう年の翌年でこの年の2月と同じ曜日になるのは、2045年2月です。なんと、28年後。うるう年の周期4年と曜日の周期7日ですが、4と7が互いに素なために最小公倍数の28年後にならないと同じ曜日進行にならないという、あるあるですね。
そして、この28年間を月数に直すと336か月となるので、プレミアムフライデーも336回めぐってくることになります。プレミアムフライデーが月末締めの日と重なるのは月の最終日が、金曜日、土曜日、日曜日のパターンがありますが、これを数えるのはちょっと面倒なので、月の最終日の翌日、つまり翌月1日のことを考えます。(エクセルとかでよくやる手ですね)月の1日が、土曜日、日曜日、月曜日の場合、前月のプレミアムフライデーの後に同じ月の平日稼働日が存在せず、結果として月末締め日がプレミアムフライデーと重なるということになります。
さて、各月1日の曜日で月をグループ分けすると、
①1/10月、5月、8月、2/3/11月、6月、9/12月、4/7月のグループ(平年の場合)と
②1/4/7月、10月、5月、2/8月、3/11月、6月、9/12月のグループ(うるう年の場合)に分けられます。
28年間で、①が21回繰り返され、②が7回繰り返されます。はい、最小公倍数になっているあたりでわかっていた話ですが、完全にすべての場合を尽くしてしまいます。ということで、月末の締め日とプレミアムフライデーが重なるのは、144か月あります。(興味があったら書き下してみてもいいですが・・・)結局、これは、144/336=3/7で感覚的に計算したのと同じということになりました。
本当でしょうか。。。
実は、落とし穴がありまして、まず4月を別に考える必要があります。いわゆるゴールデンウィークで、4月29日は月の最終日ではないですが、この日が月曜日になったりしても、そのままべったり休みになってしまうところも多いと思います。(うちはそうでした)つまり、月の最終日の4月30日で考えると、この日が月曜日の場合、そもそも振替休日で休みで、4月の最終週に稼働日なし。火曜日の場合は、おそらく、27日の土曜日からGWとなり、やはり最終週に稼働日なし。水曜日の場合は、28日が月曜日でこの日が月末締め日の可能性が高い。木曜日の場合、28日が火曜日でこの日が月末締め日になるだろう。金曜日の場合、29日GWスタートとすれば28日が水曜日で月末の締め日になる。一方、29日だけ飛び石で休みで、実質5月1日からのGWスタートとすると月末締め日とプレミアムフライデーが重なることになる。土曜日の場合、29日が金曜日で休みなので月末締め日とは重ならないがそもそもプレミアムフライデーが休みの日になってしまう。30日が日曜日では、月末締め日とプレミアムフライデーが重なるということで、4月は、少なめに見積もって4/7でプレミアムフライデーが月末締め日に重なるね。ということで、この分を修正すると、28年間では、172/336≒51%となるわけ。いや、29日が金曜日になるのは、母数から除外すべきか。月末締め日とプレミアムフライデーが重ならないが、そもそもプレミアムフライデーの日が休みで意味がない日だから。そうすると、144/308≒47%・・・。
もうひとつ、年末の休みとかいうのがあって、こっちはもっと難しい。29日から休んだり、30日から休んだり、うちの会社の実績を見ても安定していない。。。
まあ、なんだ、半分くらいプレミアムフライデーなんてやってられないじゃん、というのは数字でも裏付けられたといえるであろうから、よしとするか。
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